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中国の実用新案/意匠2014/02/28

中国の実用新案/意匠

中国の実用新案/意匠は、特許と同じ中華人民共和国専利法の中で規定されていて、何れも特許権(実用新案特許権/意匠特許権)として登記されます。

又、中国の実用新案/意匠に関しては、何れも実体的審査を行わない「無審査登録制度」が採用されています。専利法第40条にそのことが規定されています。

第40条 実用新案及び意匠の特許出願に対して予備審査を行い、これを却下する理由が存在しない場合、国務院専利行政部門が実用新案特許権又は意匠特許権を付与する決定をし、相応する特許証書を交付する。同時に登記して公告し、実用新案特許権及び意匠特許権は公告日から有効となる。

ここでいう「予備審査」は方式的審査を意味していて実体的審査を含んでいません。又、実用新案特許権/意匠特許権はともに有効期間は出願日から10年です。

実用新案/意匠は特許に比べると登録までに要する費用も廉価で済みます。

中国に進出する場合にはこれら実用新案/意匠を有効に利用することが考えられます。

手続/費用、等につきましてはお気軽にご相談下さい。

(平成26年02月28日)

この記事を表示ブログ2014年2月|11:09:31

中国専利法69条(1)2014/02/25

中国専利法69条は、「以下の状況のいずれかがある場合は特許権侵害とは見なさない。」と規定していて、「以下の状況」の一つとして、(1)を規定しています。

(1)特許製品又は特許方法によって直接得られた製品について、特許権者又はその許諾を取得済みの部門及び個人が販売後、当該製品に対して使用、販売許諾、販売、輸入を行う行為。

これは、中国以外の外国で販売された特許製品等を、特許権者や正規代理店等を通すことなく中国に「並行輸入」しても、特許権侵害にはならないことを意味しています。「並行輸入」に関していわゆる「国際消尽」を認めた規定であると説明されています。

但し、これに関しては、様々なケースが想定されますので、それぞれのケースに関してその取扱いがどのようなものになるか確認することが必要です。

例えば、中国と日本とで特許権者の全部又は一部が異なる場合はどうなるのか?

中国と日本とで特許になっているクレームが異なっている場合はどうなるのか?

等、です。

因みに、日本の場合には、いわゆる「BBS事件」における最高裁判決により一定の方向付けがなされていて、特許権に係る真正商品の並行輸入は、特許権者等と譲受人との間で、特許製品の販売先等を制限する特段の合意があり、且つ、かかる合意が当該特許製品に明示された場合を除き、特許権の侵害にあたらないものとして取り扱われています。

日本で特許製品を正規に購入し、それをそのまま或いは加工して中国に輸出するということは頻繁に行われていることです。事前に十分な検討を行うことが必要になります。

お気軽にご相談下さい。                               (平成26年02月25日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「並行輸入」に関して、いわゆる「国際消尽」を認める規定であるいえます。

この記事を表示ブログ2014年2月|09:15:51

新年の挨拶2014/01/27

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

本年度も、新興国を中心に知的財産権制度の確認を行っていき、その戦略的な活用を模索していきたいと思います。

この記事を表示ブログ2014年1月|17:30:49

インド知的財産権制度2013/04/11

インド知的財産権制度

1. 特許制度(インド特許法)

(1) 保護の対象

 発明(第2条、第3条)

(2) 出願

 特許出願(第6条~第11条)

(3) 要件

 新規性、進歩性、産業上利用可能性(第2条)

① 新規性

完全明細書による特許出願日前にインド又は世界の何れかの国において何らかの書類における公開により予測されなかった か又は実施されなかった何らかの発明又は技術、すなわち、主題が公用でなかったか又は技術水準の一部を構成していない発明又は技術をいう(第2条)

② 進歩性

現存の知識と比較して技術的進歩を含み若しくは経済的意義を有するか又は両者を有する発明の特徴であって、当該発明を当該技術の熟練者にとって自明でなくするもの(第2条)

③ 産業上利用可能性

 発明が産業において製造又はしようすることができることをいう(第2条)

(4) 審査

① 審査請求(第11B条)

 優先日から48ヶ月以内(規則24B)

② 審査(第12条) 

(5) 存続期間

特許権は出願日から20年(第53条)

2. 意匠制度(インド意匠法)

(1) 保護の対象

 意匠(第2条)

 手工芸的、機械的、若しくは化学的の如何を問わず、又は分離若しくは結合の如何を問わず、工業的方法又は手段により、2次元的若しくは3次元又はその双方の形態かを問わず、物品に適用される線又は色彩の形状、輪郭、模様、装飾若しくは構成の特徴に限られるものであって、製品において視覚に訴え、かつ、視覚によってのみ判断されるものを意味する(第2条)

(2) 出願(第5条)

(3) 要件(第4条)

 新規性、創造性、等(第4条)

(4) 存続期間

 登録日から10年、5年の延長可(第11条)

3. 商標制度(インド商標法)

(1) 保護の対象

 商標

 図形的に表現でき、かつ、ある者の商品又はサービスを他人の商品又はサービスから識別できる標章をいい、商品の形状、その包装、及び色彩の組合せを含み、次に掲げるものをいう。

(2) 出願(第18条)

(3) 要件

登録拒絶の相対的理由(第9条~第14条)

(4) 存続期間

 出願日から10年(第25条)、10年単位で更新可(第25条)

3. 考察

(1) インドは投資先としても市場としても益々その重要性を増しています。進出に際しては、特許、意匠、実用新案、商標の出願・登録が望まれます。当所でお願いしているインドの代理人は親切で且つ迅速に処理してくれます。

(2) 新たな情報は随時補充していきます。

参考資料:特許庁ホームページ(外国産業財産権制度情報) (2013年04月11日)

この記事を表示ブログ2013年4月|16:19:03

ブラジルの知的財産権制度2013/02/12

ブラジル知的財産権制度

1.特許(産業財産法第1編)

(1) 保護の対象

発明、実用新案(第9条、第10条)

(2) 出願(第19条)

(3) 要件

① 特許

 新規性、進歩性、産業上の利用可能性(第8条)

② 実用新案

 新規性、進歩性、産業上の利用可能性(第9条)

(4) 審査請求

 出願日から36ヶ月以内(第33条)

(5) 存続期間

① 発明特許

 出願日から20年(第40条)

② 実用新案特許

 出願日から15年 (第40条)

2.意匠(産業財産法第2編)

(1) 保護の対象

 意匠(第95条)

 物品の装飾的造形体又は製品に利用することができる線及び色彩の装飾的配置であって、その外形に新規かつ独創的な視覚的成果をもたらし、工業生産のためのひな形にすることができるもの(第95条)

(2) 出願(第101条)

(3) 要件

 新規かつ独創的な視覚的成果(第95条)

(4) 審査(第106条)

 実体的審査はなし 

(4) 存続期間

出願日から10年、5年を単位として連続する3回延長可(第108条)

3.標章(産業財産法第3編)

(1) 保護の対象

 視覚的に認識できる標識であって識別性を有するもの(第122条)、製品標章又はサービスマーク、証明標章、団体標章(第123条)

(2) 出願(第128条)

(3) 要件

① 登録の要件(第122条、第123条)

② 不登録事由(第124条)

③ その他(第125条、第126条)

(4) 存続期間

登録の付与の日から10年、更新可(第133条)

4. 考察

(1) ブラジルは投資先としても市場として今後益々その重要性が増します。進出に際しては、特許、意匠、実用新案、商標の出願・登録が望まれます。例えば、費用的にも有利で実体審査を伴わない意匠の有効利用も考えられます。

*当事務所でお願いしているブラジルの代理人は、親切で迅速に対応してくれます。

(2) 新たな情報は随時補充していきます。

参考資料:特許庁ホームページ(外国産業財産権制度情報)

(2013年02月12日)

この記事を表示ブログ2013年2月|11:47:16

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